試行錯誤のグラウンド整備

西部中央公園のグラウンドは水捌けが悪くて雨が降ると、写真の様になってしまいます。先週の土曜日の写真(;つД`)

本塁と一塁、ピッチャープレート付近はひどく、さらにひどいのは、芝生との境目2m程は深いところで10cm程の水深(笑)になります。
この状態から夏の晴れた日なら午後からは内野部分はなんとかなりますが、この時期は雨が止んだだけではどうしようもありません。
なんとかグラウンドの水捌けの改良をしたいと思い、いろいろ調べてみましたが、専門業者にやってもらうとか、軽トラとかで引くでっかいトンボみたいなやつを使うとか、土を入れ替えるとか、おおがかりでお金がかかるみたいですね。

取り合えずお金をかけずなんとかならないかと思い、水捌けの良いグラウンドをいくつか見に行ってみたところ、地面が柔らかめで、土も多いなぁとの印象を受けました。
そこで堅くなっていた地面を、普段使わなかった重いギザギザのトンボで縦横に削ってまわり、やはり普段使わない重い大きなトンボで整備してみました。日曜日に1回したところ、あれ?イイ感じと思い、週末が雨という予報なので、水曜日にもう一度一人で地味に作業。
木曜日から雨が降り続け、金曜日の朝見たら、水が浮いていない!
おお!効果あったなぁ。でもまだまだ雨は止まない予報なので、仕事に行く前にダメもとでブルーシートをピッチャープレート付近と本塁付近にかけてみました。ブルーシートの下に流れ込んでくるだろうから、無駄かなぁと思いましたが、意外と効果がありました。
先週の土曜日は練習試合の予定でしたが、上の写真の通りで中止。今度の土曜日は合同練習と大人チームが来ての教室があるので、何とかやれるようにしておきたい。
金曜日も無情にも雨が降り続き、仕事帰りに見に行くと、いつもどおりベンチ前、1塁、2塁、芝生の境目に大きな水たまりが・・・
急ぎ家に帰り、長靴に履き替え、除雪用のスコップとバケツを持ってグラウンドへ。
グラウンドの消灯まで90分。もう雨は止んでいる。大きな水たまりを可能な限り減らせば、何とかなると淡い気持ちを持って作業開始。
まずはベンチ前、3m×2m、水深5cmといったところでしょうか、ここはトンボで一気に公園出入口付近へ移動させます。出る前にいったん水たまりができるので、溢れた上澄みが外の排水溝へ流れていきます。ここは水が溜まっていても練習に関係ないので、これで良し。
次、内野内の水たまり(2m×1m水深3cmが4カ所)を除雪用シャベルですくってはバケツへ。すぐにいっぱいになって、泥が外へ出ないように入口の水たまりに排水。この繰り返しが、果てしなく感じられ心が折れそうでした。
でも、事前の整備が効いていたのか、範囲はいつもより少ないので出来なくないと言い聞かせ黙々と作業。
芝生の境目に突入すると、ここでとうとう挫折しそうになります。最大水深10cmで範囲は幅1.5mでほぼ内野全周。いちいちバケツにすくって、捨ててはキリがありません。ふと芝生の方を歩いてみるとほぼ水が捌けていましたので、芝生に撒く作戦にしてみました。
自分の足跡でぐちゃぐちゃにならないように、芝生側に立ち、雪掻きの要領ですくっては捻り飛ばす(笑)腰も背中も腕も足もすぐに悲鳴を上げだしましたが、みるみる水たまりの範囲が減っていくのを見てると、明日無事できるんじゃないかと希望が出て来て、嬉しくなってもう夢中で水をすくい飛ばし続けました。
とはいえ、夜なのでうるさくないかなぁとか、通報されて職務質問とかされないかなぁと不安になりつつも、なんとか目立った大きな水たまりは消し去れました(;^ω^)
帰ったら背中を中心に強張って体が動かなくなっちゃいました。

さて、翌朝起きると、またいても雨が降った跡が・・・
集合時間より1時間早く娘と行ってみると・・・

うわー!まさに想定外に水が引いている!
昨晩やった甲斐があり、本当に報われた瞬間でした。
思い付きではあるけど整備も効果あったようで、この方向で続けてみようと思います。
ぬかるみが残っているところに、土を入れて無事、練習ができます(*^-^*)
雨の金曜日は、今度からこうやって土日に備えよう。
雪掻きシャベルがこんなところで大活躍でした。

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