秋季高崎ライオンズ杯 1日目

11/12日曜日に、第19回高崎ライオンズクラブ旗争奪ソフトボール大会兼第22回高崎市秋季学童ソフトボール大会が高崎市流通センターグラウンドで開催されました。
この大会は男子チームとの対戦もあるので、腕試し的に楽しいものがあります。やってる娘達は怖いかもしれませんけどね。
人数がギリギリなのと、赤堀ラビッツさんが参加しないので、その中から新人戦で中心となるバッテリーを試させるために招待しました。
男子チームはまだ6年生が参加しますが、女子チームは6年生は引退したチームが多くなっています。ウチは足りませんので、6年生も参加です。
ライオンズ杯初日
初戦は全国大会常連の男子チームの強豪、ALL岩鼻さん。
ライオンズ杯初日
初回はエースが上々の立ち上がりで抑えましたが、2回り目になるとストレートにしっかり合わせて来て、気持ちいいほどの長打が出始めます。
ライオンズ杯
相手エースもダイナミックな投球で、全く手が出ません。負けるのは仕方ないのですが、エースには今後の事もあるので、どんどん課題を出していきます。
次の回はチェンジアップも使い、とにかく集中して、無得点に抑えてみて。ゲームの流れで下位打線をきっちり抑えなければいけない場面を想定しての課題です。ところがまさかの9失点。こちらも2、3点は仕方ない場合もあるなとは思っていたのですが、ズルズルと悪い癖。
ライオンズ杯
仕方なくタイム。まぁ今更なんですが、こういう雰囲気の時に、みんな黙ってしまう。これで良いんだっけ?ピッチングもなんで持ってるものを駆使しない、工夫しないでただ投げてしまっているんだ?と確認。この後はしっかり抑えてチェンジ。
エースも頭真っ白になってしまうんでしょうね。周りもこんなにかっ飛ばされる状況が無かったので、どうしていいか分からなくなってしまうんですね。
ベンチから指示を出すタイミングなんかも難しいなぁと反省。
ライオンズ杯
男の子に圧倒されすぎて、このゲームは楽しくなかった様子でした。仕方ないと開き直って思いっきりやって欲しかったんですけどね。

2戦目は八千代ジャガースさん。こちらも男子チームですが、女の子がいます。
相手投手は女の子。まだまだ投手経験も浅いようで、ストライクを入れるのが大変そうでした。こちらも負けず、赤堀ラビッツのバッテリーを投入。まぁストライクがこちらも入りません。
忍耐対決となりました。

このゲームは1年お世話になった赤堀ラビッツの次世代の為に、新バッテリーに経験を積んでもらおうと思います。球は速いのを最初っから持ってはいるのですが、コントロールがめちゃくちゃ(*_*; まぁウチのエースも最初こんな感じでした。ただ少しは練習してきたかと聞いたのですが、していないとのこと。うーん1ゲーム任せるという意味がまだ分かっていないようでした。

それでもなんとかゲームは両方で進む訳ですが、とうとうこちらが負の連鎖に陥ります。
ストライクが入らない・・・四球、四球、暴投の連続。
でもね、代えない。投手として試合に出た時に最初のころは、みんなが経験するのではないかなぁ。うちのエースも経験したし、2番手投手も経験しました。二人ともストライクが入らずどうしようもなく、失点だけが増えていく。みんなからの励ましも耳に入らない孤独な状況。対戦相手でも何度か見ましたが、たまらず泣き出す子もいました。
もちろんみんな自分が投手をやると言って始めたと思います。こういう経験で懲りてもうやらないという子はそれまで、二度と悔しい思いはしたくないとなれば、練習に励むでしょう。投手はやっぱりみんなより努力しないとできません。

とうとう1イニングで3回り目に入りましたので、エースに交代。
サークル内では泣かず頑張りましたが、サードの守備位置についたら、ホッとしたのか泣いちゃいました。この悔しさ、恥ずかしさを絶対忘れないで欲しいと思います。
まぁ、もちろんこんな事でつぶれちゃうようなやわな子じゃないので、こういった試練を経験させたわけです。自分のチームに戻ったらがんばれよ。

さて、こちらも反撃開始と攻め立てたのですが、まさかの球審の大きなミスジャッジでチャンスがしぼんで負けちゃいました。試合後、確認に行くと謝罪を受けました。仕方ないよね。
この試合で、キャプテンが引退となりました。5年間よく頑張りました。チーム一の悔しがり屋で泣き虫でした。ありがとう。

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